(この記事は2020年8月23日に更新しました)

「なんでか知らないけどいつもお金がない」
「なんとなくだけど、将来に漠然とした不安がある」
「仕事はしてるけど、貯金があまりできていない」
そんな漠然とした不安は多くの人が持っていると思います。
お金が無いと幸せになれないと言うことではありません。
でもお金がないと、「できること」の選択肢が減ってしまうのはたしかです。
「もうちょっと広い家に住みたいけど家賃が高いから別の家にしよう」
「この服が欲しいけど給料日前だし諦めよう」
「どこかに遊びに行きたいけどお金が無いし、家でYouTubeでも見よう」
そんな日常の何気ない「我慢」にも繋がって人生を心から楽しめなくなるでしょう…。
ではそんなお金の漠然とした不安を向き合うためには、どうすればいいのでしょうか?
今回はそんなお金の不安と向き合う第一歩をお伝えしたいと思います。
不安を知るには自分を知る

お金について不安になる原因の一つは、
「自分の把握してないところでお金が出ていく」からです。
お金は結局のところ「増える」か「減る」のどちらかが繰り返し起こっているだけです。
給料がでた、貯金ができた、投資が上手くいった、結局お金は増えていますよね。
家賃を払う、カードの請求がきた、大きな買い物をしてしまった、これはお金が減りますよね。
ここから考えると、お金が増えてるのであれば何も不安に思うことはありません。
しかしお金が減ることは、不安になりますよね?
ということは、お金に対する漠然とした不安を減らすためには、自分が意識的・無意識的に使っているお金をちゃんと把握しておけばいいのです。
お金が増えている状態に不安はありませんよね?
(いつの間にか貯金が増えているのだったら「なんでだ?」と不安になりかもしれないですが笑)
意識的に使っているお金はすぐにわかりますよね。
むしろ大きな買い物をする時は意識して節約しようとすることもあるでしょうから、ここにそこまで大きな不安はないと思います。
厄介なのは無意識的に使っているお金です。
これは自分がしっかりと把握できてないのに、実はそこそこ大きな金額が出ていっているため、貯金ができなかったりする原因となるのです。
では無意識的に使っているお金とはなんなのでしょう?
無意識的に使っているお金の正体

無意識的に使うお金とは、
「固定費(不変費)」です。
固定費とは、一体なんなのでしょう?
ちょっと長くなってしまうのですが、あえてこれに当たる例を列挙させていただきます…。
◯家賃(住宅ローンも含めた住居費)
◯水道光熱費の基本料金
◯通信費(スマホなどの最低基本料金)
◯各種保険料(医療費、生命保険料、車の任意保険など)
◯教育費(学校や塾などの月額料金)
◯各種ローン(分割支払いのローン支払い)
◯車関連の支払い(車のローン、駐車場代など)
◯定期的に利用しているもの(コンタクトレンズの定期購入、ジムの月会費など)
◯子供や夫への小遣いなど月に必ず出ていく支出全般
ざっと挙げた中でもこれだけの無意識的なお金の支出が出ています。
おそらくこれだけの色々な固定費を正確に把握している人はあまりいないのではないでしょうか?
多くの人が自分の給料の手取りは把握しているかもしれませんが、月に払っている固定費については無頓着ではないでしょうか?
だからこそ、いつの間にかお金が減って貯金もできずに、
「お金に対する不安=人生に対する不安」があるのではないかと思います。
お金に対する漠然とした不安を無くすためには、この支出に向き合っていくことが効果的だと思います。
そのためぜひ上の固定費の一覧と照らし合わせて、自分の毎月かかっている固定費を見直してみていいと思います!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
お金に対する不安は、人生の選択肢を狭めます。
そして人生に対する不安に繋がります。
そしてお金に対する漠然とした不安を知るには、無意識的に使っているお金についてちゃんと把握することが大事だと思います。
そればできたら、貯金をするお金を決めたり、自己投資をするお金を決めたりなど、お金をもっと自由に利用できるきっかけになると思います!
今後このブログで、使いやすいお金の家計簿や、固定費を減らすための節約術についてもお伝えしていきますので、ぜひご覧になっていただけたらと思います!
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