(この記事は2020年8月28日に更新しました。)

なんであの時あんなヒドイ事を言ったんだろう。

あの時に違う選択をしてたら今よりよかったはずなのに。

彼女と別れなかったら今頃、自分は幸せになれてたのかな。
今までの人生をまったく後悔しなかったという人はなかなかいないと思います。
勉強に恋、仕事、家族、友達…。
色々なことを後悔しながらも人生は進んでいきます。
でも自分が後悔してきた事にずっと捉われていたら、前に進んでいくための足枷になります。
どうすれば自分が後悔したことに対して折り合いをつけることができるのか。
どうしても頭から離れない後悔をしたことがある人は、ぜひご覧ください。
人間が死ぬ前に後悔すること


人はどんなことに後悔するのかな?

自分と同じように悩んでいる人はいるのかな?
人によって後悔することは様々だとは思います。
どんな人でも最後には死んでしまいますが、そんな歳を取ってもずっと忘れられない事というのはどんなことなのでしょうか?
とある看護師が患者を看取っていく中で、特に多かったものがまとめられたサイトがあります。
ニュースメディア『Collective Evolution』:The Top 5 Regrets of The Dying
Page not found - Collective Evolution
この中で特に多かった5つの後悔していることが紹介されています。
1. 他人に期待される人生ではなく、自分らしく生きる勇気があればよかった

自分らしく生きるってどういう事だろう?
人は自分のことが肯定できずに、人の評価に振り回されて生活してしまいがちです。
自分のことが好きになれないからこそ、人からの評価を高めて自己有用性を確認したいのです。
しかし他人の評価に捉われて、自分の好きなものがわからないという人も多いのではないでしょうか?
そんな他人の目を気にして振り回され続ける人生が、死ぬ時にもっとも多い後悔の一つのようです。
2. 仕事を頑張りすぎなければよかった

でも仕事をしてないと今の生活水準から下がっちゃうし…。
女性よりも男性が圧倒的に後悔するようですが、人は仕事を何よりも最優先にしてしまいがちです。
一度、贅沢をしてしまったりして生活の水準を上げてしまうと、それを下げることを恐れてがむしゃらに頑張ってしまいます。
そしてもっと稼がなければいけなくなり、さらに仕事に没頭してしまう…。
人生 = 仕事となってしまったら、後悔しても仕切れませんよね。
3. 勇気を出して伝えておけばよかった

なんでもかんでも相手に伝えたら嫌われないかな?
人は相手と争うことを恐れてしまうために、自分の気持ちを抑えてしまうことが多いです。
他にも、今の友達関係が崩れるのが怖くて相手に好意を伝えられなかったという事もあるのではないでしょうか?
自分も相手も、いつまで一緒にいられるかはわかりません。
そんな相手から嫌われてたりすることを恐れて、思いをずっと胸にしまった事を死ぬ時まで後悔することもあるようです。
4. もっと友達と連絡を取っていたらよかった

そういえば、学生だった頃の友達は何してるのかな?
人は社会人になると周りからの責任が重くなるにつれ、友達との距離が離れてしまいます。
でも友達は大事なものです。
仕事に熱中しすぎたり、家族とだけしか話し相手がいない生活というのも寂しいかもしれません。
もっと友情を深めておけばよかったと後悔しないために、日頃から大切にしていたいですね。
5. 自分をもっと幸せにさせてあげたかった

なんのために自分は生まれてきたのかな?
すでに前述していますが、往々にして人は自分の好きなことを押さえ込み、人の評価を気にしながら生きています。
自分の好きな事をたくさんして、自分の好きな人に気持ちを伝え、友達や家族との時間を大切にする…。
自分が本当にやりたい事にもっと時間を使えること、そんな時間を過ごせないことに死ぬ前に後悔してしまうことが多いようです。
人が後悔してしまうことの多くは、「自分らしく生きられなかった」ということが多いようです。
自分が本当にやりたい事への決断を、人や親の目を気にしてしまって決断できなかったことが後悔につながってしまうようです。
では、今後悔していることは、どのようにして折り合いをつけていけばいいのでしょうか?
過去や後悔をどのように意味付けするのか


いまさら後悔を振り返ったって過去は変わらないじゃないか…。

時間が経って忘れるしかないんじゃないのか…。
たしかに過去は変えられないし、もしかすると後悔は死ぬまで続くのかもしれません。
でも、過去に起こった出来事に対して「どう意味付けして解釈するか」は今のあなたでもできます。
- 親の言いなりで育った ⇨ 自分のために良かれと思って厳しくしてくれていた
- 好きな子に告白できなかった ⇨ 良い思い出をくれて本当にありがたい
- ブラック企業で働かなければよかった ⇨ 忍耐は付いたし、どう辞めればいいかわかった
- 友達と喧嘩別れした ⇨ 自分の中でやられて嫌な事がわかった
上述した解釈の仕方は、人それぞれです。
そして後悔していることを、こんなにキレイに整理できるなんてなかなか難しいかもしれません。
でも、後悔していることを振り返る時に、良く解釈するためのコツがあります。
それは、『感謝しながら振り返る』です。
過去の出来事は、今の自分の考え方や価値観、体を作ってくれたイベントです。
今、自分は生きている。
もしも障害があったりして今の自分が嫌いだと言う人でも、生きていられているんです。
生きていられるなら、今から自分がする選択で、将来は良い方向に向かう事ができます。
今は過去の後悔に良く解釈することは難しいかもしれません。
それでも、「あの時、ああいう事があったからこそ、今の自分がいられる」。
そうやって感謝をしながら、過去に起こった後悔を良く解釈できることで、今までの後悔に折り合いをつけられるようになりたいですね!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
後悔していることに折り合いをつけることは、障害があったり問題に直面している人に取っては難しいかもしれません。
それでも、やはり過去は変えられないのです。
その変わらない過去をどのように解釈するかで、死ぬ直前に後悔して人生を終わるか、感謝しながら人生を終わるかが決まるのではないでしょうか?
一度きりの人生、みんないつか死んでしまうのなら、精一杯生ききった時に「良い人生だった。」と思いたいですよね!
ぜひ皆さんも、過去に感謝しながらこれから後悔しない人生を生きていきましょう!
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