(この記事は2020年9月6日に更新しました。)

投資をしてみたいけど、難しい言葉がたくさん出てくるからよくわからないな…。

何に投資をすればいいのか、全然わからない!

落ち着いて1つ1つ学んでいこう!
将来のことを考えたら、給料だけで生活するよりも投資でお金を増やしたいと思う人もいるかと思います。
でも投資はお金が減るリスクももちろんあります。
自分の稼いだ大切なお金を使って運用するのであれば、少なくともお金に関して勉強していることを前提として投資していきましょう。
この記事では投資していく中でお金が増える仕組みである、金利についてまとめましたのでご覧ください!
単利?複利?金利を知って豊かに生きよう


金利?ってよくわからないけど10%くらいじゃないの?

そんな超優良商品なんてほぼ存在しないよ!
投資の多くは元本 × 金利という計算で、利益が確定します。
ということは、大きく儲けるためには「元本が大きい」もしくは「金利が高い」ことが条件となります。
投資をイメージする中でどうしてもすぐにある程度の金額が入ってくるイメージがあるかもしれませんが、そんなに美味しい話はありません。
ハイリターンなものはハイリスクなのが普通です。
そもそも日本の普通預金の金利は次のようになっています。
銀行名 | 普通預金の金利(%) |
三井住友銀行(他メガバンクも) | 0.001% |
ジャパンネット銀行 | 0.001% |
新生銀行 | 0.001% |
楽天銀行(楽天証券と連動させた場合) | 0.02%(0.1%) |
au自分銀行(証券サービスなどと連動) | 0.1% |
GMOあおぞらネット銀行(証券サービス連動) | 0.11% |
あおぞら銀行 Bank支店 | 0.2% |
日本の普通銀行預金は0.001%〜0.2%で推移しています。
投資の種類によりますが、おそらく3%から5%程度の金利でもだいぶ良い方と噂に聞いたことがあります。
そのため稼ぐことに焦って、豊富な元本がないからといって金利が異様に高い投資はリスクが高いのかもしれません。
次に金利の種類に関してみていきます。
単利とは

単利は計算のしやすい金利だよ!
単利とは、元となる「元本に対してのみ」かかる金利になります。
つまり元本が1,000,000円だとして単利5%の金融商品に投資したとします、すると一年間の利息は
元本1,000,000円 × 金利5% = 50,000円
こちらが一年間の利益になります。
この商品を一年半の期間で運用したとすると、
元本1,000,000円 × 金利5% × 運用期間1.5年 = 75,000円
これが一年半の利益になります、計算しやすいですよね。
一年半で解約すれば元本1,000,000円は1,075,000円となります。
もちろん、ここから利子に対する税金などが引かれますが、ここでは考慮しません。
単利は上記のように、「元本のみ」にかかる金利ということを理解しておきましょう。
複利とは

複利は、単利よりも考え方が複雑になるよ!
複利とは、元となる「元本と利息に対して」かかる金利になります。
つまり元本が1,000,000円だとして複利5%の金融商品に投資したとします、すると一年間の利息は
元本1,000,000円 × 金利5% = 50,000円
一年目は単利と同じ利益となります。
しかし複利は二年目から顕著に数字に出てきます。
(元本1,000,000円 + 一年目の利息50,000)× 金利5% = 52,500円
二年目の時点で、単利(複利一年目)で運用した利益と2,500円もの差が出ます。
この商品でされに運用期間を伸ばしていくとさらに単利での利益との差が出てきます。
例えば十年間ずっと運用を続けていた場合、単利と複利の場合では以下のような差がでます。
十年間単利で運用した結果:1,500,000円
十年間複利で運用した結果:1,628,891円
その差は128,891円となります。
かなりの差がでますよね。
金利の種類として、単利と複利では圧倒的に複利の方がお得ですよね。
72の法則とは


投資してもどのくらいの期間でどのくらいの利益が出るかよくわからないよ…。

1つの目安として72の法則があるよ!
72の法則とは、投資を行う際の元本が2倍になるまでのだいたいの期間を計算できる簡単な計算式です。
前述した通り単利は計算しやすいのですが、複利は計算がしにくいです。
そこで72の法則は「複利で運用している」というのが大前提となります。
計算式は以下のようになります。
72 ÷ 金利 ≒ 元本が2倍になる期間
前述した、元本1,000,000円で金利5%の投資商品を運用した場合、元本が2倍になる大体の期間は次のようになります。
72 ÷ 金利5(%)≒ 14.4年間
つまり15年も運用すれば元本が2倍になります。
では運良く金利10%の投資先を運用したとすると
72 ÷ 金利10(%)≒ 7.2年間
7年超で元本は2倍にできます。
逆に、メガバンクの普通預金の金利で元本を2倍にしようとすると
72 ÷ 金利0.001(%)≒ 7,2000年間
というとんでもない年月がかかります。
多くの金融商品は複利かとは思いますので、これから投資を始めたいと思っている人は一つの目安として自分で確認してみるのがいいかもしれませんね。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
老後問題などによって投資に関心を持つ人は年々多くなっていると思います。
最近はアプリなどで簡単に投資することもでき、さらに始めやすくもなっているでしょう。
しかしうまい話だと、欲に目が眩んで飛びつくとかえって損することだってたくさんあります。
まずは色々な用語などをしっかりと勉強し、色々な情報収集をしながら、少額から投資は始めることをオススメします。
人が勧めるから、というだけで判断するのは絶対にやめましょう。
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