(この記事は2020年9月8日に更新しました。)

新しいこと始めたいとは思うけど、やりたい事がわからない。

趣味とか聞かれても、別に好きなものなんてないしなぁ。

まぁ焦らずにゆっくり考えてみようよ。
今、自分の好きなことや趣味、なにを目指しているかを言える人はどれくらいいるでしょう。
日本では義務教育で子供の個性をなくすような均一的な学習をさせ、社会人になってからもスーツを着て月曜から金曜の決まった定時で働くといった人が多いでしょう。
日本で生活し成長したなら、没個性的な生活を送りやすくなると思います。
筆者は「自分って何者なんだろう」と高校生の頃から考え始め、様々な自己啓発本を200冊以上読み、今では個人事業主として好きな生活スタイルや目指したいことがやっと見つかりました。
そんな中で、どんな生活を送りたいか、どんなことをしたいかに基づく「自分の好きなこと」の見つけ方についてまとめたので、ぜひご覧ください。
自分の好きなことがわからない


どうしてこんなに自分のことってわからないんだろう。

そう思えたなら、一歩進んだよ!
好きなものは、自分のやりたいこと、目指していく方向、どんな人間になりたいかなどの根底にあるものだと思います。
だからこそ自分という人間がどんなものが好きなのかを知ることは、本当に重要です。
でも自分の好きなことを考えようにも、昔の筆者がそうであったように、本当に何も浮かばないということもあるでしょう。
ではなぜ好きなことは見つからないのでしょうか?
まだ知らないだけ
まだ好きなことに出会えていない、ということが原因の場合は多くあります。
学生時代は普通に勉強と部活をし、たまに友人と遊んで、大学生になったらバイトをして、社会人になったら働く。
もちろんこの間にも色々な経験をしているでしょうが、それでもまだやれていない経験はたくさんあると思います。
しかし日々生活があるからと、一瞬変わりたいと思っても仕事や家族などの理由をつけて動き続けることができない。
人間は楽をしたい生き物です。
新しい変化を求めるよりも、今の安全な生活を無意識に選択しているのかもしれませんね。
失敗したくないと思っている
「好きなこと=得意なこと」と思い込んでいることもよくあります。
好きなことだからこそ、それをやった後にどのような成果が得られるのか先を考えてしまって、やってみることに躊躇しているのかもしれません。
興味があって始めてみるも、やっぱり楽しみを見出せずに初期投資だけかかってしまうのを恐れる人もいるでしょう。
結局は「将来的な失敗」を考えてしまって、好きか嫌いかも経験しないまま最初から諦めているのです。
そして行動ができないまま、自分の心を押し殺して普段の生活を送っている。
真面目でしっかりと計画を立てる人などが、こうなりやすいと想像しやすいですよね。
人から認められないといけないと思っている
自分の好きなことが、人からどう見られるかを気にしてしまう人もいます。
周りの人はSNSで「海外旅行に行った!」、「デ◯ズニーに来てます!」、「富士山に登りました!」とすごく充実した生活を過ごしているとします。
「私もこういうことをして充実させないと!」と他人のやっている充実した生活を送ることが自分も好きなんだと思っているのかもしれません。
でも自分が好きなことと、周りが好きなことは、必ずしも一致しません。
他の人みたいな充実した生活を自分も送らないと、周りから羨ましがられるような趣味や休日を送らないと、というような承認欲求を人は求めてしまいがちです。
学生の頃からずっと評価をされ続け、大人になって自由な時間を持ったとしても人からの評価というものはやはり気になってしまいます。
だからこそ他人に認められないといけないような、大層な「好きなこと」を求めているのかもしれません。
好きを知るための3つの方法


そんな事言っても本に書いてるわけでもないのに、どうやったら自分の好きなことなんて知れるんだよ!

それならこれをヒントに考えてみよう!
自分を知るには自分で考えるしかないよ!
自分の好きなことというのは、結局自分が今まで経験したことの中でしか見つかりません。
そのため自分の体験したこと、見てきたこと、学んだことなどから、自分の好きだなと思うことを徹底的に洗い出す必要があります。
そのためのヒントがこちらになります。
リサーチと行動
自分の好きなことが見つからない人は、まだ色々な経験が足りないのかもしれません。
本やテレビ、漫画やネットなど、情報を得られるものが今の世の中にはたくさんあります。
毎日同じような仕事や生活を送っているだけなら、まずは自分の視野を広げるためにリサーチから始めてみましょう。
単純に「趣味」で検索してもいいでしょうし、今よりも稼ぎたいなら「副業」、自分のことをもっと知りたいと思うなら自己啓発本を調べるのもいいでしょうし、YouTubeもかなりコンテンツが充実しています。
調べるだけならお金はかかりませんし、リサーチを深堀りしていけば、かなりの知識量が無料で手に入ります。
あとは行動して経験するだけ。
行動すると、成功しない限りお金や時間が無駄になると思うかもしれませんが、成功しなくても経験したことは絶対に無駄になりません。
ぜひこの言葉を胸に、行動に移してみてください!
『失敗はネタになる』
楽しかったことを細分化
色々な経験をして好きなことを探そうとしても漫然と思い出していたら、なかなか見つかりません。
自分がどんな時に、どんな事をしているのが楽しいと思ったのかを具体的に振り返りましょう。
例えば私の場合、副業で物販のリサーチをするのが好きで、わりと何時間でもリサーチすることができます。
物販をかなりざっくりと要素別に考えてみると、
リサーチ → 仕入れ → 出品 → 販売
となりますが、私の場合は特にリサーチの作業が好きでした。
他にも、色々な経験を要素で分けると、「どこで」「誰と」「何をしている時に」など、細分化することができます。
つまり、「◯◯をしていて、特に××の時が楽しかったな」というような細分化ができれば、自分が好きなことはより具体的にわかります。
より深く、楽しかったなと思ったことを細分化して考えてみましょう。
嫌いなものを知る
人間誰しも嫌いなものがあるはずです。
それは人かもしれませんし、満員電車の窮屈感かもしれません、上司からの理不尽な対応やお客さんからのクレームかもしれません。
自分の嫌いなものを把握できると、完全には無理かもしれませんがそれらを生活の中から排除できるものもあるかもしれません。
満員電車が嫌だったら朝早く電車に乗ればいいし、嫌な人がいれば連絡を絶てばいい、上司の理不尽な対応ならさらに上の上司の相談するなど、対策はいくつかありますよね。
自分の嫌いなものを知り、それを取り除くことができれば、残っているのは好きなものかどうでもいいもの(ストレスにならない)になります。
好きなものはなかなか見つからないけど、嫌いなものならどんどん見つかりますよね(笑)
終わりに
いかがでしたでしょうか?
冒頭にも書きましたが、「好きなもの」は自分が何をしたいのか、自分が何を目指していきたいのかの指針になります。
だからこそ、まずは自分のことをしっかりと見つめ直す一環として、好きなことを知るというのは大事なことだと思います。
人にどうみられたい、尊敬する人はこんなことをしている、だと結局自分とは違う人間が好きなことであって自分とは違います。
どこの本にも自分のことを書いてある本はありません。
だからこそ、自分の頭で深く考えて好きなことを見つけていきましょう。
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