(この記事は2020年9月14日に更新しました。)
国は国民の生活のために様々な支援をしてくれています。
でもそもそもその存在を知らないという事も多いです。
『障害者就業・生活支援センター』も色々な支援を無料で受けられるサービスですが、知らない人も多くいると思います。
障害者就業・生活支援センターはこのような相談に無料で乗ってくれます。
◯障害のある人への就労相談
◯就労移行支援事業者の紹介や仕事の訓練
◯ハローワークなどと連携した求職活動
◯職場とのマッチング
◯雇用契約に関する調整
◯職場への定着支援
◯就業後のフォローアップ
障害があっても働けるようにこのような支援をしてくれます。
もし障害があっても働きたいと思う人がいたら、ぜひご覧ください。
障害者就業・生活支援センターとは


障害者就労・生活支援センターって何?
障害者就労・生活支援センターとは、
就職を希望する障害者や、職場定着が困難な人を対象に雇用や保健、福祉、教育機関などと連携して「就業面」と「生活面」を相談・支援する場所。
となります。
つまり就職活動から就業後の職場定着までをサポートしてくれる機関です。
平成28年4月時点で、全国334箇所にセンターがあります。
仕事に関してではなく、体調を考慮した「生活面」までサポートしてくれるのはありがたいですよね。
主に就労支援に力を入れている公的サポートで『ジョブコーチ』というものもあります。
ぜひこちらもご覧ください。
ジョブコーチとの最大の違いは、生活支援のために行政・医療機関とも連携しているということです。
そのため仕事も生活も両方サポートして欲しいという人は、ぜひ相談してみてください。
障害者就労・生活支援センターで相談するには


どうやって相談するの?
対象
障害者就業・生活支援センターの対象者は以下にような人です。
身体・知的・精神障害や難病などの障害があり、すでに就労している人やこれから仕事をしたい人
現在、仕事をしている人も対象になります。
障害者手帳を持っていなくても利用できます。
すでに診断された人でも、医師から診断されてなくても仕事や生活の中で困難を感じているなら相談できます。
相談料や利用料は無料なので、まずは相談してみてもいいと思います。
どこに行けばいいのか?
障害者就業・生活支援センターは全国の各都道府県に設置されています。
まずはご自宅の近くにないかを調べてみましょう。
もし近くにあるようでしたら、連絡して相談の予約を入れましょう。
もし体調が優れない場合などには、障害者就業・生活支援センターに連絡を入れた際にその旨を伝えたら職員がご自宅に訪問することも可能です。
相談は現状の生活や、今までの病歴などからヒアリングを行います。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
日本は国民に対してすごく手厚いサポートをしてくれます。
しかしどんな制度や事業があるかを知る機会はあまりありません。
隠しているわけではないのですが、どんなものがあるかを調べないと、なかなか知る機会はないと思います。
しかしせっかく国が手厚いサポートをしてくれるのであれば、ぜひ利用してみてください。
一人で悩まずに、まずは相談してみましょう。
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