(この記事は2020年9月20日に更新しました。)
障害者雇用の雇用率は年々増加していますが、さすがに2020年は雇用率は下がると予想されます。
一般雇用でさえ難しい状態で、障害を抱える人はもっと不安を抱える人もいるかもしれません。
障害者雇用に関して、転職サイトなどはいくつかあります。
その中でも求人数が最も多いのはハローワークだと言われています。
さらにハローワークでは障害者への支援に特化している『専門援助部門』という部門があります。
もしお仕事を探している人がいたら、利用してもいいかもしれません。
まずは相談してみるのはあり!
より長く働き続けられる、有利な仕事を探しましょう。
ハローワークの専門援助部門とは


専門窓口なんてあるんだね!
ハローワーク自体は予約など必要なく開いている時間に利用できますし、オンラインでも仕事を探せます。
しかし一般的な雇用とは別に、ハローワークによっては障害を持っている人向けに施設ごとや曜日・時間帯によって専門スタッフが対応してくれます。
それが『専門援助部門』といいます。
専門援助部門では、身体・知的・精神障害などのそれぞれの障害特性によって、専門的な経験を積んできた非常勤スタッフが対応してくれます。
そのため障害特性に合わせた求人を紹介してくれます。
専門援助部門の役割
他にも専門援助部門の主な役割として、
◯履歴書などの書き方相談
◯「障害者就業・生活支援センター」などのサービスの案内
◯職業能力や仕事適性などの職業評価の案内
◯無料の職業訓練の案内
◯採用面接への同行(希望があれば)
◯「トライアル雇用」の案内
◯「ジョブコーチ」の案内
◯就職後のフォローアップ
などの役割があります。
「障害者就業・生活支援センター」や「ジョブコーチ」に関しては、こちらをご覧ください。
障害の状態やその人の今の環境から、他の支援を提案してくれるのは非常にありがたいですね。
専門援助部門の利用方法
専門援助部門を利用するには以下のものがあるといいでしょう。
場所によっては必ず必要という訳ではないようです。
◯障害者手帳
◯主治医の診断書
「障害者手帳」に関してはこちらをご覧ください。
ハローワークによって「専門援助部門」がない場合、一般窓口で相談すると専門窓口へ繋げてくれるはずです。
専門援助部門では担当の相談員がつくので、予約して自分の状態や生活状況などを相談していきましょう。
専門援助を利用した人の実際の声


実際に利用した人は…
まだ精神科にかかる前だったからはっきり分からないけど、サポート体制は良かった記憶がある
専門援助部門の窓口の職員はほとんど非常勤で毎年の更新と聞いたことがあります。
専門援助部門であれば親身になって聞いてくれる(ような気がする)
ハロワの専門援助部門で探してみてはどうだろう??
私の友人は、この担当者が嫌いで、2年間、ハロワに通えなかった
障害をオープンにするかクローズにするかは私自身が決めることだ、と当たり前だけど悩ましいことを言われた。
専門援助部門担当の方から、紹介状を貰いに来ました。
色々な声を集めてみましたが、「担当によって満足度が違う」という印象を受けました。
専門援助部門の方とはいえ、障害の専門的な部分で知らない側面があることは多いような声もありました。
しかし中には親身になって話を聞いてくれたり、適切なサービスを紹介してくれる担当もちゃんといるようです。
まずは担当に人と話してみて、合わないと思う人もいるかもしれません。
でも人によっては担当を変えてもらったという声もあったため、話しにくいのであれば、担当を交代するように窓口にお願いするのも一つの手です。
信頼できる人に担当になって欲しいですしね。
結論として、
まずは相談してみて、信頼できる担当を探す!
というのが良いかと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ハローワークは障害者雇用の求人が多く登録されています。
ハローワークでの求人募集は、企業にとって広告費がかからないためです。
求人募集の数が多ければ、それだけ多く可能性が集まります。
集めた声の中にはネガティブな意見もありました。
しかし求人数が多いこと、求人以外にもサービスが受けられることを考えると、利用してもいいと思います。
少し不安に思った方もいるかもしれませんが、相談してみてくださいね!
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