(この記事は2020年9月30日に更新しました。)
2019年頃から国際電話詐欺の報告が聞かれています。
2020年9月から改めて、国際電話から詐欺と思われる電話が急増しているようです。
ではこの詐欺方法はどのようなものでしょうか?
知らないでうっかり電話してしまうと思わぬ被害に遭うこともあるかもしれません。
知っていれば必ず防げる詐欺です!
ぜひご覧になっていただき、被害に遭わないように注意しましょう!
最近横行してる国際電話詐欺に注意!


詐欺師はどんなことでもやるな…。
国際電話詐欺とはどのような詐欺でしょうか。
そもそも国際電話は、電話番号の最初の頭の部分に「+◯◯」という番号がつく番号です。
- 日本は「+81」
- アメリカやカナダは「+1」
- イギリスは「+44」
- 中国は「+86」
- 韓国は「+82」
といったものになります。
国際電話詐欺では、自分の携帯電話などにいきなり上図のように「+◯◯」という電話番号でかかってきます。
そして国際電話詐欺の方法は今のところ、2つの方法があるようです。
どっちの方法にしろ、身に覚えのない『国際電話には出ない』のが防衛策です!
ではどのような詐欺があるのかを紹介します。
国際ワン切り詐欺


かけ直したら大変なことに!
国際ワン切り詐欺は、自分の電話番号に電話がかかってきてすぐに電話を切る詐欺です。
着信があると、ついついかけ直すことがありますよね。
番号だけで名前がない状態でも、「何かあったのかな?」と知人なのかと思うのは自然です。
しかしかけ直してしまうと、高額の電話料金の請求がくるかもしれません。
もしくはdocomo、au、Softbankの各キャリアは「応答するだけでも高額な通話料が発生する可能性がある」と話しているようです。
判明しているだけでも、アフリカ各国や韓国、フランスなどから電話がかかってきたとの報告があります。
国際電話では30秒250円程度の料金が発生します。
詐欺グループは「宝くじが当たった」などと言い、通話時間を延長させようとすることもあるとのこと。

なんでこんなことするんだろ?
これでなぜ儲かるかというと、詐欺グループとその国の通信会社が結託して通話料を発生させてキックバックを行うという手口です。
一人からは少額のお金かもしれませんが、これを世界中で行うことで大変な金額になります。
国際ワン切り詐欺は被害額は少ないかもしれませんが、電話してきたという「リスト」に乗るかもしれません。
すると次々に同様の電話がかかってくる可能性があります。
対応策としては『出ない』、『折り返さない』です。
在日中国人を狙った国際電話詐欺


中国人じゃなくても注意!
在日中国人を狙った国際電話詐欺では、中国大使館を名乗り中国語の自動音声が流れてきます。
放置していると切れますが、音声の指示通りに数字を押してしまうと相手に繋がります。
その人物と話し、こちらが中国人でないとわかると一方的に電話を切られるようです。
中国人の場合はビザなどのことでお金が必要と言われるようです。
しかし日本人でも被害が出ており、411万円振り込むという事件がありました。

なぜ振り込んだのか?
秋田市に住む女性の電話に「+885」という実在しない国際電話の番号から電話がきました。
そして大使館職員と公安局員を名乗る男女から
「武漢に大量のマスクを送っただろう。犯罪だ。」
と脅されたようです。
そして手続きなどのためか、計411万円もの大金を振り込み、事件が発覚したようです。
あくまでこの詐欺のターゲットは在日中国人のようですが、日本人の方が多く電話がくるようです。
この詐欺の方法でも、やはり対応策は国際電話に『出ない』ことが重要かと思います。
あるいは出てしまったとしても、自動音声であれば『すぐに切ってしまう』ことが重要ですね。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
詐欺はあらゆる方法でお金を取ろうとしてきます。
幅広く詐欺の手口を知らないと、いつか自分が被害に遭ってしまうかもしれません。
自分の貯めた資産をしっかりと守っていないと、悲惨な状態になってしまうかもしれません。
そのため今後もこのブログでは投資や詐欺についてもまとめていきたいと思います。
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