(この記事は2020年10月18日に更新しました。)
シルバーウィークなどもあり、段々と都内から地方へ旅行にいく人も増えたかと思います。
依然として観光地や観光業は厳しい状態かとは思いますが、それでも良い傾向ですね。
東京ではさらに都内の観光業を盛り上げるための一手に出ます。
ではそれはどのようなものなのでものでしょう?
お得に旅行ができるなら、ぜひ活用したいですよね!
GoToトラベルとも併用できる!
観光業を盛り上げるためにも、活用しましょう!
都民対象の都内観光促進事業!


東京の行った事ないところに行ってみよう!
『もっと楽しもう!TokyoTokyo』は略称で『もっと Tokyo』ともいいます。
これは『Go To トラベル』や『Go To Eat』と同じく観光地や観光事業の復興キャンペーンです。
Go To Eatに関してはこちらをご覧ください。
Go To トラベルは一時、東京発着の対象は除外されてしました。
その経緯もあってのキャンペーンでしょうが、今後の流れとしては次のようになります。
- 10月21日〜:旅行業者や宿泊所の登録決定
- 10月23日〜:旅行商品等販売開始(事業者ごとに時期が異なる)
- 10月24日〜:キャンペーン開始
- 11月と12月で旅行業者の追加公募を行なっていく予定
それではこのキャンペーンはどんな内容なのでしょうか?
対象になるのは?

もちろん都民限定だよ!
『もっと楽しもう!TokyoTokyo』は都民が都内の旅行や宿泊施設を利用する時に対象となります。
さらに、利用する旅行や宿泊施設にも制限があります。
宿泊か日帰りかの2つに分かれており、
宿泊の場合
◯旅行業者などが扱う宿泊を伴う旅行
◯国の『Go To トラベル』に登録している宿泊事業者が直接販売する宿泊
旅行業者が扱う商品であれば、基本的に感染対策できていると思うので全般的に大丈夫かと思います。
また、旅行会社を通さなくてもGo To トラベルに登録している宿泊所に直接申し込むこともできるようです。
日帰りの場合
◯旅行業者などが扱う日帰り旅行
日帰り旅行に関しては、旅行業者で取り扱う商品のみになるようです。
おそらく鳩バスなどのバスツアーのようなイメージでしょうか。
しかし対応の旅行業者や対象となる宿泊所に関しては、2020年10月21日に決定するようなので今はまだ情報が不確定です。
そしておそらく10月23日よりも前に行った予約に関しては対象外になると思われます。
そして個人で旅行を手配する際などの情報はまだ無いようなので、申し込み方法などは追々わかってくるでしょう。
助成金額は?

これが一番知りたいところ!
助成金額は宿泊と日帰りで料金が異なります。
◯宿泊の場合:1泊5,000円
◯日帰りの場合:1回2,500円
しかしこれらには、Go To トラベルを利用した場合と利用していない場合で、対象に助成金の対象にならない場合があります。
それは次の部分で説明します。
もっと TokyoとGo To トラベルの併用例


併用できるのはありがたい!
『もっと Tokyo』と『Go To トラベル』は併用できます。
具体的な例を挙げる前に、こちらが助成の対象となります。

もっと Tokyoの助成対象になるものは、Go To トラベルを利用するかしないかで変わります。
ケースに分けて考えてみましょう。
ケース1:旅行業者などを使って宿泊し、併用する場合

2つのキャンペーンを併用する場合だよ!
宿泊旅行の全体の代金が9,000円の場合
◯Go To トラベルの割引:3150円(全体の35%負担)
◯もっと Tokyoの割引:5,000円
そのため
9,000円 – 3150円 – 5,000円 = 850円
となります。
Go To トラベルを併用して助成を受ける場合には、負担額が850円以上の必要があります。
850円以下では助成金を受けられません。
ケース2:旅行業者などを使って宿泊し、併用しない場合

最安値が変わるよ!
宿泊旅行の全体の代金が6000円の場合
◯もっとTokyoの割引:5,000円
そのため
6,000円 – 5,000円 = 1,000円
となります。
宿泊旅行の際にGo To トラベルを併用しない場合は、自己負担額が1,000円以上の必要があります。
ケース:3:旅行会社などを使って併用する場合

日帰りでも併用できるよ!
日帰り旅行は、宿泊と同じように併用できます。
日帰り旅行の全体の代金が4,500円以上の場合
◯Go To トラベルの割引:1,575円(全体の35%負担)
◯もっと Tokyoの割引:2,500円
そのため
4,500円 – 1,575円 -2,500円 =425円
となります。
日帰り旅行の際にGo To トラベルを併用しない場合は、自己負担額が425円以上の必要があります。
そして宿泊と同様に、Go To トラベルを併用しない場合には、自己負担額が変わります。
Go To トラベルを利用しない際には自己負担額が500円以上となります。
もっとTokyoでは最低自己負担額が決まっており、それに満たない場合には助成金を受けることができません。
そのため下手に安く抑えてしまうことには注意が必要です。
さらに東京の離島で使える『しまぽ通貨』というプレミア付き宿泊旅行商品券と、もっとTokyoは併用することができます。
その際には現地での支払いのみで利用することができますが、うまく利用していきたいですね!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
都民が東京都内でしか使えないものです。
でもGo To トラベルでは東京発着の旅行では助成金がもらえずに、東京の観光地では苦しい状況が続きました。
そのため東京の観光業、観光地を復興させるためだと思って利用したいですね。
まだまだ新型コロナウイルスでの不景気は続いています。
助け合いながら乗り切っていきたいですね!
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