(この記事は2021年5月14日に更新しました。)
またも楽天がサービス改悪となりました…。
2021年になり楽天の改悪が相次いでます。
- 楽天ゴールデンカードのポイント付与率低下
- SPUの対象低下
- 楽天ペイなどのポイント還元低下
楽天の改悪が止まりません。
改悪の背景はご存知の通り「モバイル事業」の赤字のようです。
そのモバイル事業の一番の特徴とも言える『楽天Link』にもついに改悪が及んできました。
6月15日以降、一部の機能で料金が発生するようになります。
すでに楽天が公表していることですが、気づかなかった人は料金が加算されるかもしれないので、しっかりと把握しておきましょう!
楽天Linkで料金発生も


Androidユーザーはセーフ!
今回、楽天Linkで改悪となる機能は、『音声通話』と『SMS』についてです。
4月より楽天の無料利用期間が終了した人でも、引き続き楽天を利用している人は多いかと思います。
その魅力としては「電話番号の取得」、「楽天Linkでの無料通話」ではないかと思います。
特に楽天Linkでの通話は通話料無料に加え、データ容量を使わないで利用できますからね。
ではこれを踏まえ、どのような改悪になったのかを見ていきましょう!
大前提として

ここに注意が必要!
変更前(2021年6月14日まで)とそれ以降での大前提としての違いは、楽天Link以外からの着信の受け取り方が変わります。

変更前は例えば家の固定電話などからの着信でも、自動で楽天Linkのアプリで着信していました。
しかし変更後は、このようになります。

つまりiPhoneの場合、楽天LinkにかかってきてしまったとしてもiOSの標準の電話アプリで受信することになります。
かかってきた相手が楽天Linkを利用していたら問題なく楽天Linkが起動するのですが、そんなこと気にしてられませんよね。
注意が必要なのは、電話があったからと楽天Linkのアプリを通さずに普通に電話を返したら料金が発生するかもしれません。
そのため楽天Linkで常に発信するということに気をつける必要がありますね。
音声通話での料金発生条件

楽天Link経由で電話の受・着信だね!
音声通話では、楽天Linkから「発信」する時には変更なく無料で通話できます。

ただし楽天Linkからでも「0570」などの一部の電話番号では料金が発生するので引き続き注意が必要ですね。
そして今回の変更によって変わってくるのが「受信」した時です。
楽天Link同士の通話はもちろん、日本でも海外でも無料なのですが、かかってきた相手が楽天Link以外では料金がかかる場合があります。
それが「かかってきた時に海外にいた場合」です。

変更前までは楽天Link以外から通話がかかってきたとしても、楽天Link経由で電話できていました。
しかし変更に伴い、相手が楽天Link以外で電話をかけた時はiOSのアプリが起動してしまうため海外にいた場合は料金がかかります。
結局、「日本にずっといる場合は基本的に安心」と思っていいかと思います。
ただ音声通話の場合は、「楽天Linkを使って通話する」ということは注意したいですね!
SMSでの料金発生条件

あんまり使わないけど…
SMSは電話番号を通じたショートメッセージ機能ですよね。
よくセキュリティの認証などで利用しますが、普段の日常的に利用していることは少ないかと思います。
ではSMSでは何が変更にするのでしょう。
これは前述した大前提と同様に、「楽天Link」以外からのSMSはiOSのアプリで受信するということになります。

これに伴い、SMSの変更では「発信」する時に仕様がガラリと変更になります。
基本的に、「楽天LinkへのSMS発信以外」は料金がかかります。

基本的に日本国内なら70文字まで一通3円、自分か相手が海外にいる場合は70文字まで一通100円となります。
これはガラリと変わりましたね。
楽天Link経由で送信したとしても、iOSで送信したことになって料金が加算されるようです。
あまり楽天Link経由でSMSを送信することはないとは思いますが、一応覚えておきたいところですね。
つぎにSMSの受信に関してですが、こちらは特に変更はありません。

SMSを利用するのは、セキュリティで認証する時などが多いと思います。
そのため今回の変更によってセキュリティの度に料金がかかってしまうようなことはありません。
安心しましたね!
以上が楽天Linkにおける2021年6月15日以降の変更点になります。
原則的にiPhoneユーザーにおける改悪なので、Androidユーザーの方はこれまでと何も変わりません!
基本的に、今回の変更で大きく料金が加算されてしまう人は少ないかと思います。
しかし電話がかかってきた時に楽天Linkを使わず、そのままかけ直すことは十分注意が必要です。
3大キャリアの「ahamo、povo、LINEmo」ではそれぞれ音声通話の条件が厳しいプランです。
そのため使い方を間違ってしまうと料金が加算されてしまうため注意してください。
筆者がオススメに思うキャリアに関しては、ぜひこちらをご覧いただけたらと思います。
【ahamoでもpovoでもLINEmoでもない】オススメ携帯キャリア【税込2,178円】
筆者は『日本通信SIM』と『楽天』の2台持ちで不自由なく過ごせています!
参考にしていただけたら幸いです。
終わりに
いかがでしたか?
今回の変更では、おそらく影響を受ける人は少ないでしょう。
しかし今年に入ってから続く、楽天経済圏での改悪。
楽天はモバイル事業に力を入れていますが、今後は楽天mobile自体での改悪も十分ありえます。
そのため、いかに自分の生活の中でお得なサービスを利用し月々の固定費を下げられるかは重要です。
色々と世の中にあるお得な情報に常にアンテナを張り、固定費(支出)を減らすように心がけたいですね!
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