(この記事は2021年5月16日に更新しました。)
副業というと、思い浮かぶ1つの選択肢がクラウドワークスなどで仕事を受注することかと思います。
しかしクラウドワークスを筆頭に、クラウドソーシングでは競合が多すぎて安く買い叩かれる印象はないでしょうか?
さらにここからシステム利用料が10〜20%、ココナラだど最大30%の手数料が引かれます。
なかなかにエグいですよね…。
そこで今回はクラウドソーシングサイトで単価を上げるための方法についてまとめました!
筆者は発注者側として100件以上の仕事を発注したことがあります。
ぜひご覧いただき、今よりももっと働くモチベーションを上げていただけたらと思います!
クラウドソーシングでの価値の上げ方


仕事の価値を上げていこう!
仕事の単価を上げるために発注者が重視しているのは、仕事のスキルだけではありません。
「副業」ということで、単価が低いからと適当に仕事を済ませようとする人は本当に多いです。
しかし副業でも「仕事」は「仕事」。
誠意を持って仕事をすることで、その先に進める選択肢が出てきます。
では単価を上げるための動線とはどのようなものでしょうか?
発注者側の心理

発注者側の心理を知ろう!
クラウドワークスなどで仕事を出す人の心理…
それは「自分でやるのが面倒、時間がない」です。
そもそも自分で完結できるのであれば、お金を払って外注する必要は無いですもんね。
だから発注者としては、
- 時間がない
- 労力をかけたくない
- お金を払ってでもなんとかしたい
というわけですね。
じゃあ発注者は仕事を提示したらすぐ仕事が回るかというと、そんなことはありません。
発注者は仕事を受注してもらえたとしても、その人の仕事の質を保つために管理をしないといけません。
作業自体が減るからと言っても、仕事が無くなるわけじゃないのです。
そこに単価を上げる構造を見つけることができます。

発注者は面倒くさがり屋!
単価を上げる2つの構造
単価を上げる構造として、2つの方法が考えられます。
すなわち
- 作業単価自体を上げるように交渉
- ディレクション業務を請け負う
これらは発注者の業務をすでに何度か請け負って信頼関係が成り立っているときにできる方法です。
ここで発注者の業務を考えてみましょう。
・仕事を募集する
・応募してきた人への応対、教育
・納品物の確認
・必要があれば修正依頼
・終了時の支払いなどの操作
・上記の繰り返し
ディレクション業務として、やることはいっぱいあります…。
そしていざ発注しても、納品物の品質が低かったり、途中で連絡が取れなくなることも多々あります。
ガックリきますよ(いや、本当に)。
そのため発注者としては一度お願いした業務を正確にこなして、継続して行ってくれる人を本当に重宝します。
だからこそ反復して業務を行ってくれる人は、単価交渉がしやすくなります。
そしてそれよりも作業単価が上がる可能性が高いのが、『ディレクション業務』です。
大前提として、発注者は面倒くさがり屋や時間の無い人です。
そのため「発注者がしなければいけないディレクション業務も人に任せたい」のです。
そこで何度か依頼を受けてくれた人は、納品物の品質がどの程度かわかります。
品質がどの程度かが分かれば、発注者業務で難しい部分はそんなに多くありません。
そのためディレクション業務を請け負うように提案してみるのも作業単価を上げる1つの手です。

信頼できる人は、喉から手がでるほど欲しい!
筆者は過去にディレクション業務をすべてお願いしたことがあります。
ブログ記事を2000文字500円程度にしていたと思いますが、ディレクション業務の人にも1件納品完了で500円支払っていました。
作業内容を考えると、
- 単純に記事を書く→修正含め2〜3時間かかって500円
- ディレクション→マニュアル等を渡して納品物の管理と修正依頼で30分程度で500円
同額の報酬でも、作業時間が大幅に違います。
1時間の単価で考えると4倍以上変わることになります。
そのためディレクション業務を請け負うことが、クラウドソーシングで単価を上げるために有効な手段となります!
ただ大前提となっているのは発注者から「継続してお願いしたい!」と思われることです。
そのため発注者から信頼されるために必要な要素を考えてみましょう。
発注者から信頼を得る2つのポイント

発注者から信頼されるための2つのポイントは以下になります。
・基本的に即レス、早い納品
・修正依頼を適切に行う
最低限、この2つは必要になります。
ちなみにあまりにも作業レベルが低い場合などは除いてという条件ではあります。
基本的に即レス
一度、クラウドワークスなどで募集条件の部分を見てみてください。
条件部分に「連絡が早い、レスがスピーディー」などを明記している案件ばかりです。
発注者は普通の会社員で仕事の合間に副業として働いていることなどはよくあります。
そのため少ない時間の中で作業を進めないといけないとなると、すぐに連絡や納品してくれる受注者の方がありがたいです。
寝ている時などはもちろんしょうがないですが、朝一で返信するなどは心がけるようにしましょう!
修正依頼を適切に行う
どんなに高いスキルを持っていても、発注者のイメージと違うというのはしょうがないことです。
そのため修正依頼をされた時に、適切に応じることは重要です。
あまりにもマニュアルや事前確認と違う場合は、むしろその発注者から仕事を受注しない方がいいです。
でも多少の修正や軽いお願い程度だったら快く引き受けた方が、発注者の信頼を得ることができます。
信頼できる発注者だなと思えたら、その人と長くお付き合いできるように配慮してみましょう!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
単価を上げる方法の前提は、いかに相手から信頼を得るかです。
そして一度ディレクション業務を請け負うことができたら、その仕事は実績になります。
すると、もしもその仕事の継続が難しくなったとしても、次の仕事を請け負う際に有利に働きます。
現在は副業が流行っており、そのためクラウドソーシングでの単価はかなり低いです。
そんな中でただ単に単純作業を請け負うより、将来を見越して目の前の業務をこなせるようになったらモチベーションを上げやすいですよね!
ぜひ参考にしていただけたら幸いです!
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